皆さん、こんにちは。群馬県邑楽郡大泉町の行政書士事務所 行政書士オフィスかわしまです。
この記事を書いているのが4月の下旬、これからの季節は、外出する際に、日焼け止め(サンスクリーン)は必需品ですね。今朝のテレビ番組で、晴れの日の紫外線の強さを100%と考えると、曇りだと60%程度、雨では30%程度になると言っていました。曇りの日だと油断してしまいそうですが、この情報を聞くと、どんな日でも、とりあえずは日焼け止めをした方がよいでしょう。後々、紫外線の栄養で、シミになったり、皮膚がんを引き起こしたり、大変やっかいです。これからの夏場の季節、皆さんもお気をつけ下さい。
さて、こちらの記事では、そんな夏場の必需品である日焼け止めの成分について、説明します。日焼け止めを購入される際に、成分表示を確認すると、必ずと言っていいほど目にする「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」。どちらが良い・悪いということではなく、それぞれに化学的な仕組みや使い心地のメリット・デメリットがあります。
紫外線ケアの基本:なぜ2つの種類の成分があるのか?
太陽から降り注ぐ紫外線(UV)には、波長の長いUV-A(生活紫外線)と、波長の短いUV-B(レジャー紫外線)があります。これらが肌に到達すると、シミ、シワ、乾燥、そしてサンバーン(赤くなる日焼け)を引き起こします。この紫外線を「肌に届けない」ためのアプローチが2つあります。
- 化学的な反応でエネルギーを変換する(吸収剤)
- 物理的な壁を作って跳ね返す(散乱剤)
紫外線吸収剤(ケミカル)の詳細について
紫外線吸収剤は、化学物質が紫外線を一度自らの中に吸収し、それを熱などのエネルギーに変換して放出することで、肌の内部に紫外線が浸透するのを防ぐ仕組みです。
- 紫外線吸収剤の主な成分
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- メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(最も一般的)
- ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
- オキシベンゾン-3
- 紫外線吸収剤を利用するメリット
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- 白浮きしにくい:透明な液体状の成分が多いため、肌に塗っても白くならず、自然な仕上がりになります。
- テクスチャが良い:伸びが良く、サラッとした使い心地を実現しやすいです。
- 高いUVカット力:少量で高いSPF値を出しやすく、強力な日焼け止めに向いています。
肌に塗布した際、伸びるので、塗りやすいのが個人的に一押しの点です。
- 紫外線吸収剤を利用するデメリット
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- 肌への刺激:化学反応(熱への変換)が肌の上で起こるため、敏感肌の人は赤みや刺激を感じることがあります。
- 時間経過による劣化:紫外線を吸収し続けると、成分そのものの構造が変化し、防御力が低下(光劣化)することがあります。そのため、こまめな塗り直しが推奨されます。
- 環境への影響:一部の成分(オキシベンゾンなど)がサンゴ礁に悪影響を与えるとして、ハワイなどの一部地域で使用が規制されています。お気に入りの日焼け止めであったとしても、これら一部の成分が配合されている日焼け止めは、これらの地域で利用できません。
紫外線散乱剤(ノンケミカル)の詳細について
紫外線散乱剤は、肌の表面に「鏡」のような膜を作り、紫外線を物理的に反射・散乱させて防ぐ仕組みです。
- 紫外線散乱剤の主な成分
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- 酸化亜鉛
- 酸化チタン
- 紫外線散乱剤のメリット
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- 肌に優しい:化学反応を起こさないため、赤ちゃん用や敏感肌用の「ノンケミカル」処方によく使われます。
- 光に強い:成分自体が変化しにくいため、塗り直しの頻度が吸収剤より少なくて済む傾向があります。
- 消炎効果: 酸化亜鉛などは、肌を保護する効果も併せ持っています。
- 紫外線散乱剤のデメリットについて
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- 白浮きしやすい:粉末状のミネラル成分なので、しっかり塗ると顔が白っぽくなることがあります。
- キシキシ感:粉っぽい質感が残りやすく、乾燥を感じたり、伸びが悪かったりすることがあります。
- SPF値を上げにくい:高い数値を出すためには大量に配合する必要があり、使い心地がさらに重くなります。
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の比較
| 特徴 | 紫外線吸収剤 (Chemical) | 紫外線散乱剤 (Physical) |
| 仕組み | 紫外線を熱に変換して放出 | 紫外線を反射・散乱させる |
| 主な成分 | メトキシケイヒ酸エチルヘキシル等 | 酸化チタン、酸化亜鉛 |
| 白浮き | ほとんどしない | しやすい |
| 肌への刺激 | 個人差があるが、やや高め | 低め(ノンケミカル) |
| 使用感 | 滑らか、伸びが良い | やや重い、キシつく |
| 環境負荷 | 成分により規制あり | 比較的低い |
近年の技術進化と「ハイブリッド処方」について
最近の化粧品技術は非常に進歩しており、昔ながらの「吸収剤=肌に悪い」「散乱剤=白くなる」という図式は崩れつつあります。化粧品の展示会に足を運んでみると、様々原料メーカーがこちらで紹介するような進化した原料を提案してくれます。化粧品業界のトレンドをつかむためにも、展示会等に行かれることをおすすめします。
- ナノ化技術
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散乱剤の粒子をナノサイズまで小さくすることで、白浮きを抑えつつ高い防御力を発揮する製品が増えています。ただし、「ナノ粒子が肌に浸透するのでは?」という懸念に対しては、粒子をコーティング(表面処理)することで安全性を高める工夫がなされています。
- ハイブリッド処方
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市販の多くの日焼け止めは、「吸収剤」と「散乱剤」をバランスよく配合しています。吸収剤で「使い心地の良さと高いSPF」を確保して、散乱剤で「肌への負担を抑え、UVA・UVBを幅広くカバー」。このように、両方のいいとこ取りをすることで、強力でありながら快適な製品が作られています。
日焼け止め成分の選択アドバイス
- 敏感肌・小さなお子様の場合
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「ノンケミカル」や「紫外線吸収剤フリー」と記載された散乱剤タイプがおすすめです。肌の上での化学反応を避けることで、トラブルのリスクを最小限に抑えられます。
- 炎天下でのスポーツ・レジャーの場合
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吸収剤配合、またはハイブリッドタイプが適しています。汗で落ちにくいウォータープルーフ機能が必要であり、かつ強力な紫外線をブロックするには吸収剤のパワーが必要です。
- 毎日のメイク下地に使用される場合
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散乱剤メイン、または低刺激のハイブリッドが良いでしょう。毎日使うものなので、肌への蓄積ダメージを考慮しつつ、白浮きしない程度のものを選びます。
日焼け止め成分まとめ
単純に日焼け止めと言っても、使用している成分によって、使用感、機能性、色々な面で異なります。そのためにも、化粧品成分を理解して「賢く」守ることをおすすめします。
紫外線吸収剤も散乱剤も、それぞれに役割があります。現代の生活において紫外線を完全に浴びないことは難しく、光老化(シミ・シワ)のリスクを考えれば、どちらかのタイプを使って確実に防御することの方が重要です。
もし「日焼け止めで肌が荒れやすい」と感じるなら、一度裏面の成分表示を見てください。もし吸収剤がメインであれば、次は「酸化亜鉛」「酸化チタン」が主成分のノンケミカル製品を試してみる。そうして自分の肌との相性を見極めるのが、大切です。
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